三姉妹の父はトラックヤローです。
犬とお酒と、地元の友をこよなく愛する。AB型。天然です。時々、空気の読めない発言をして場を氷つかせる特技を持っています。基本的にお茶目。
そんな父は、長距離トラックの運転手なので、私たちが小さい頃は、あまり家にいませんでした。1ヶ月に数回しか帰って来ない時もあったし、運動会などのイベントにも来れない時も多くありました。だから、父にとって私たちは、あっという間に大きくなってしまった印象だと思います。
エピソードがあります。
父と一緒に姉のKIKIとニュージランドに行った時。父はクッキー屋さんの前で、着ぐるみのモンスターを見つけました。その時。私たちを一生懸命呼んで、『なんかおるでー見てみろ見てみろ！』と言いました。まるで、小さい子どもに言うように。慣れない親子旅で疲れていた私たちは、『うちらのことば、いくつと思っとるとかなね、、、。』と冷たい対応をしました。
後日、いとこの兄にその話をした際、父にしてみれば、ずっとトラックに乗ってて、あっという間に大人になってしまったようなもんなんだから、優しくしてやれ。と。
今、姪っ子とたくさん遊んであげてる父を見て。うれしく思います。私たちと過ごすことができなっかた時間を、姪っ子が巻き戻ししてくれている。
孫娘が帰って来ると知るやいなや、イチゴ狩りの手配をした父。
一緒に過ごせる時間は、自分が思っているよりもきっと少ない。私もあと何回、父や母や姉に会えるのだろうと思う。その時を大事に、笑顔で過ごしていたいと。
Smiycle