我が家の愛犬「どん太くん」。バーニーズ・マウンテンドッグです。大型犬のバーニーズの中でも、さらに大きい方なので、全盛期は60キロまで体重がありました。人間の年齢で言えば、もう89歳になります。
最近、食欲がなく、ほとんど何も食べない日が5日ほど続いていたため、病院で診てもらいました。肝臓と膵臓と全身にガンが転移しており、余命宣告まで受けています。あと1ヶ月。体重も診察してもらったところ、38キロまで減っていました。毛がモコモコなので、ちょっと痩せたなとは思っていましたが、これほどとは。。。。本人は、ご飯を食べない以外は、元気で、散歩も大好き。よく吠え、ゴロゴロ昼寝し、日常のタスクをいつも通りこなしています。
生き物が、自分で摂食するのをやめた時、または、自分で摂食できなくなった時、それは「死」を意味しています。
自然の死生観はとてもシンプルで受け入れていますが、やっぱり寂しいもんは寂しいです。父と母は、それぞれ、「長生きしたんば。もうよかよか」と言いつつ、こっそり、どん太に話かけながら、泣いています。
私は、最後になるかもしれない散歩を毎日、朝と夕しています。どん太は、暑いのが苦手なので、朝日が上る少し前と夕日の頃に散歩へ連れて行きます。毎日、どん太と一緒に、朝日と夕日を見ながら、ボーっと過ごします。
痛みもあるのかもしれないので、頑張れとは言いませんが、少しでも長く一緒にいたいと思うのが、私の本当のところです。
最後の時まで、どん太らしく。
Smiycle