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タイの美しい女性に3回会って、私は彼女の常連さんに。

執筆者の写真: MaikoMaiko


私の好きな3大料理は、「韓国料理」「タイ料理」「メキシコ料理」。お察しの通り、辛いものが大好物。基本的になんでも美味しく頂きますが、肉よりは魚の方が口に合う。


東京で働いていた頃は、それぞれの料理のお気に入りのお店が新宿と銀座、調布や立川にあった。

食いしん坊の私の元に、1人のスマートな女性がご来店。2011年にタイで大洪水が発生する前かそのくらいの時期。彼女は、日本に住んでいる40歳のタイの人で、バンコクから車で3時間程の場所にある実家に里帰りするために、チケットを買いに来た。


私は、彼女と旦那さんと、2人のお子さんの分。合わせて4枚のバンコク行きのチケットを手配することになった。



彼女の要望は、より安く。



日本からバンコクへは日系航空会社やLCCを含め、多くの航空会社が就航している。ビジネス渡航の需要も観光需要も多い、人気の路線。



選択肢が潤沢にある中で、私がその時、提示したのは「チャイナエアライン」。台湾のフラッグ・キャリア。台北から沖縄、福岡、大阪など東京以外の都市にも就航している。成田からハワイへも直行便を運航していて、身近に感じる航空会社。


日本から「チャイナエアライン」を使って、バンコクへ行くには、台北で乗継ぐ必要があるが、タイムロスはさほど大きくなく、その時は48,000円という価格が何より魅力だった。


彼女は、「チャイナエアライン」の航空券を購入し、帰って行った。




それから、1週間くらい経った頃、開店準備のため店の前にある大通りに、社名の入った看板やのぼりを出して、その周りを掃き掃除していたら、前から彼女が歩いてきた。


私は、顔を上げて「おはようございます。」と声をかけた。彼女は、最初「え??」と驚いた顔をしていたけれど、私のことを思い出してくれて、笑顔で応えてくれた。

そんな爽やかな朝で始まった1日だったが、途絶えない来店にランチ休憩にも出れず。20時過ぎ、私は疲弊していた。商売繁盛でほくほくの営業成績は有難く嬉しいことだったが。



私は、とにかくお腹が空いていた!



同じく、疲れ切った顔をして覇気のない姿勢で座っていた先輩が、パソコンの画面をボーっと見ながら、「タイ料理が食べたいなぁ。」と呟いた。先輩はバンコクツアーの後処理をしていたのではなかろうか。


背中越しに、その言葉を聞いた私は、くるっっと勢いよく向き直って、先輩を見つめ。


「行きましょう!!」と力強く言った。


職場の近くにある、タイ料理屋さんを検索する。最初に見つけた所は、生憎の定休日。諦めず、必死に検索をし続ける私。心もお腹も脳も「タイ料理」でいっぱいになっている私は、諦めるわけにはいかなかった。


先輩が「見つからないなら、また今度にしようか」と、白旗を揚げる前に、何としてでも見つけたかった。



職場から徒歩10分前後。モスバーガーの入った雑居ビルの地下1階。インド料理の店と空手道場がある、謎の一角に私が見つけ出した「タイ料理屋さん」はあった。



「面白いところにあるね」と、言葉を発した先輩。



先輩は、本場タイへ何度も足を運んだことのある、「タイ通」でしかも、グルメな人。


勢い余ってお連れしてみたけれど。

「大丈夫かしら??」とその時、今さらながら、冷静になった私がいた。



「いらっしゃいませ〜。」と笑顔で迎えてくれた女性を見た瞬間。



私は、勝利を確信した。 絶対大丈夫だと。ここは、美味しいに決まっている。


そう。今朝あった、私のお客様である彼女。タイの美しい女性がそこに立っていたから。


面白い偶然が嬉しいのと、興奮と安堵と。



案の定。タイ料理に舌の肥えている先輩にも、太鼓判をもらった。


彼女は私のリピーターになることはなかったけれど、私が彼女の常連客になって、幾度となく、美味しいタイ料理を御馳走になった。


ヤムウンセン、トムヤムクン、エビチャーハン、ソムタム、プーパッポンカリーにパッウンセン。生春巻にピーナッツ入りのスイートチリソース、パッタイにガパオ。いつもサービスしてくれる、ココナッツミルクのタピオカデザートはお口直しに最適で・・・ダメだ、書ききれない。



タイ料理への愛は深まるばかり。



Smiycle



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